【XYシングル構築】死んだ方のマンボウ(代筆記事)

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こんにちは。
マンボウ考察に参加させて貰っていたので、折角なので記事を掲載させてくれないかと頼んだところ、快く了承を頂けたので、この場をお借りしています。ありがとうございます。

ママンボウとは
サイクル最強ポケモンであり安定択製造機である神。
虚弱体質であり、怯みや痺れを良く引く上毒毒を外しまくる全く自覚のない魚。よわいさかななので鰯。

マンボウの型考察について
ママンボウ入りの原案を頂いてこのポケモンを考察することになったのですが、原案の時点ではこのポケモン問題点だらけでとても使えたもんじゃありませんでした＾＾＾；；
原案の構成は、配分は、HBぶっぱ。技構成は、熱湯癒しの願い願い事守る、でしたが、これだとマンボウはクッションとしての性能「のみ」しか持つことができないため、3匹選出するということを考慮したときに非常に弱く感じました。
そこで、エースとしてガルーラを採用する際に求められる、ゴツメ持ちや耐久への遂行（毒など）をこの枠に任せられないか、単体性能を出来る限り引き上げられないか、といったことを考え、実践では
配分156-0-252-0-100-0とし、技構成は、滝登り毒願い事守る、としました。
ポリ2の無振りトライアタック3耐えあたりまでD方面に配分することで、耐久ポケモンに後出しから毒による遂行を行うことが出来るようになり、滝登りを採用することで、ヒードランの身代わりを破壊できるようになりました。
（熱湯でヒードランの身代わり壊せないとか聞いたときはこいつなんでこんなポケモン使ってるんだろうって心底不思議でした。）
癒しの願い切りについてですが、マンボウは相手のバシャーモなどのエースが残っている限り温存しておきたいこと、HP管理ができていれば願い事で十分であること、マンボウの単体性能の向上には毒が不可欠であると机上の時点で感じたことから切りました。
マンボウに任せることができる範囲がかなり広くなったのでマンボウを選出に含めることが積極的に行えるようになり、結果として選出率、対サイクル戦での勝率を伸ばすことが出来たと感じています。

ただし、後述のクチート入りで考察するなら毒以外にも氷技なども候補に挙がると思います。ダメージ計算をして悲しくなりそうだったので考えないようにしていました。

クチート軸
原案作成者はガルーラ軸で考察を行っていましたが、私はマンボウとの補完やHP実数値が低いのに耐久があること、マンボウ考察中に軸として採用が決定していたカイリュー霊獣ボルトロスとの相性が良いことからクチートをメインのアタッカーとして採用していました。
この構築の最終レートは1971です。ゴミですねすいません。こんなん参考にしても仕方ないので、マンボウ入りを組む方のために残す遺書だと思ってください。決してパクらないように。
シーズン最終2日で未開のポケモンを考察して構築するのは間違ってますね？？？

ママンボウ
156-0-252-0-100-0
滝登り毒守る願い事

構築の軸。上記の通りです。怯むな痺れるな毒外すな。
こいつに自覚があれば勝てた試合は多いが、自覚が芽生えることはなかった。死ねって思ってたらレポートせず電源切ったらしく翌朝卵に戻っていた。
今は2世だがこいつもまるで自覚がない。

クチート＠ナイト
HAぶっぱ
じゃれつく不意打ち炎の牙叩き落とす

3回くらい動かせば勝てそうな雰囲気を醸してる机上論最強マン
だったはずなんですけど択ゲー製造機でした。安定とは
クチート採用は対サイクル構築においてガルーラよりも間違いなく強かったです。ただし、ママンボウ入りで解決すべき無限系統の身代わりを絡めた戦術や、欠伸や壁などでスタートを切ってくる構築に対しての補完がガルーラより難しくなっているということに
レートを溶かしながら気づきました。
威嚇のおかげで初手打ち勝ったあとにマンボウで再利用という流れは行いやすく、願い事が決まればほぼ全快する点は非常に優秀でした。全体で綺麗な並びにすることもできたので、この枠には満足しています。

ゲンガー＠ナイト
ほぼHSぶっぱ
祟り目気合玉催眠術身代わり

闇の素催眠ゲンガー。最強のポケモンである。使われたらキレる。
主に受けループ、無限戦術がありそうな並び（ガッサドランなど）、エルフーンなどを見て出していきます。レート終盤に受けループ沸きすぎてて採用せざるを得ませんでした。
しかしクチートマンボウの補完としては非常に優秀な枠で、クチートが無理な構築はほぼコイツで解決していました。つよかった。
クチートで勝てるときは出さないようにしましょう。良くも悪くも5～6割でしか勝ちを引けないポケモンです。クレセドラン系統には出したくなりますが、クチートマンボウカイリューあたり投げときゃ勝てるのでそっち投げましょう。
表選出で無理な構築に裏で5割以上勝てるというのは優秀なので採用は可能だと考えています。表軸としてこんなのを採用するのは頭髪が死ぬので止めた方がいいと思います。

カイリュー＠鉢巻
ほんのり耐えてほんのりはやめ。Aはぶっぱ
逆鱗神速地震炎P

普通のです。カイリュー受けだししたいのに1回しかできないから弱いなーって思ってるとこにマンボウとかいう神が現れたので採用。調整は謎。
非常に強かったです。めちゃくちゃ刺さってました。ドランいても逆鱗ぶっぱしましょう。
クチートとの補完も攻撃耐久面共に非常によく、マンボウを使ってどちらかで負担をかけていれば大体サイクルぶっ壊せます。
この構築ではSに厚くして大抵のサンダーを抜けるS125周辺までは振ったほうがいいなと思いました。

霊獣ボルトロス＠命の珠
CS
10万めざ氷気合玉イコキネ

普通のです。レボルマンボウクチートカイリューのラインが綺麗すぎてやばいです。サイクルパに対してはこの4匹から適当に3体選ぶだけで大体勝てます。
ガルーラからクチートに変更したことでバナが重いなと思ってサイキネ採用していましたが、原案のボルチェンの方が絶対強いです。
ゲンガー採用によってバナ入りはほぼ解決しているので、ここはボルチェンにしましょう。

ペラップ＠気合の襷
わかんない
おしゃべり悪巧み爆音波アンコール

わかりません。ポイヒガッサに当たりすぎて憎かったのでいれました。選出してません。
剣舞ガブがやばいのでゲッコウガ、ゲンガーがやばいのでエンテイやアロー、スカーフランドがやばいので上から殴れるスカーフポケモンを入れるといいと思います。

害悪に薄くしすぎたことが結果を残せなかった要因であると強く感じています。
2000から初めて受けループばかり引いて一瞬でレート溶けて、マンボウに出会ったことを後悔したこともありましたが、しっかりと補完すれば相応の強さを見せてくれました。ゲンガーを採用してからの勝率は高かったので、時間があればレートを上げきれたという手ごたえはあります。
ペラップの欄に書いたとおりのポケモンに初手不利体面を取られると崩壊します。初手クチートを投げられれば大体解決するのですが、中々クチートを初手に起き辛く、この構築の欠陥が露になってしまう形になったのが残念です。
この点はガルーラを採用すれば解決するので、惜しいことをしたなと感じました。
ですが、初手クチートから入ることで、PT全体の相性補完やマンボウカイリューレボルトとの相性の良さからくるサイクル性能、願い事との相性などの点を高められたので、理論上はこっちの方が強いです。
構築として強くはなったのですが、回しづらい構築にしてしまった感は否めません。安定して勝つにはガルーラ採用の方が良いでしょう。
ここらへんはクチート軸の宿命かもしれないですね。

必要な改善は、原案と共通であるゲンガーガブスカーフランドの重さの解消に尽きるでしょう。
案としてははペラップの枠にポリ2。トリックルームによる展開でゲンガーを解決し、冷凍ビームの採用でガブランドの解決を図っていますが、レート終わってしまったので上手くいくのかは謎に包まれています。
エンテイはゲンガーに対しての期待をこめて採用しましたが、クチートに炎技があることや、ガブに余計薄くなるという点から解雇。
ゲッコウガはスイクンやドランに勝てる駒としてかなり優秀だったのですが、メガゲンガーに上をとられているので解雇されていきました。
メガゲンガーと剣舞ガブリアスに強いポケモンは多分化身ボルトロスくらいなので、霊獣ボルトを化身に変更することも考慮しましたが、マンボウと霊獣ボルトのラインが非常に機能していたことや、電気の一貫性に問題が発生することを考慮すると試せませんでした。
残りの枠でこれを解決できれば、化身ボルトロス自体はこの構築にマッチしているので強いと思います。同時採用したいってずっと言ってました。

結果を伴わせられなかったことが非常に残念でなりません。最初から環境が読めていればもっと上のレートで最終シーズンを終えることができたので、もっと早くに考察を始めていればと強く後悔しました。
しかし、ママンボウとかいうわけわからんポケモンでレート上位に通用するで「あろう」構築を作れたことには満足しています。何よりこのポケモンは考察中も使用中も非常に楽しかった。
みんなマンボウ使いましょう。めちゃめちゃ楽しいです。知ってますか、ポケモンって楽しいんですよ？

最後に、原案を下さってありがとうございました。重ね重ねですが、楽しかったです。